セミナー詳細

  • 2026.12.09

  • 12:45 - 15:35

[A-2]

おさかなたんぱくシンポジウム
魚肉たんぱくの新たな機能性を追う
共催:お魚たんぱく健康研究会

◆12:45〜 主催者挨拶 
  渡部終五氏(お魚たんぱく健康研究会 会長)
◆13:00~13:50 講演①
「XPRIZE Healthspanのゆくえと生物学的年〜160億円の抗老化レースと次世代の健康資産〜」
  山田秀和氏(近畿大学)
本講演では、「Wellbeing」「Longevity」「Flourishing」「若返り」をキーワードに、次世代の健康資産構築に向けた抗加齢医学の最前線を解説します。現在進行中の抗老化コンペティション「XPRIZE Healthspan」の動向や生物学的年齢の評価法、日本抗加齢医学会の活動を紹介すると共に、健康長寿を実現する重要な要素としての「魚肉たんぱく質」の必要性や可能性にも言及する。

◆14:00~14:45 講演②
「魚由来成分による褐色脂肪細胞活性化の可能性」
  西尾美和子氏(東京科学大学)
褐色脂肪組織(BAT)は熱産生を介してエネルギーを消費し、肥満症などの代謝性疾患の新たな治療標的として注目されている。私たちは、生体内の発生過程を模倣したヒトiPS細胞からの褐色脂肪細胞(BA)分化誘導技術を開発してきた。本技術により得られたBAは、BA活性化因子の探索への応用が期待される。本講演では、BA分化誘導技術の概要ならびに魚由来成分を用いた解析の取り組みについて紹介する。
◆14:45~15:00 休憩
◆15:00~15:35 講演③
「AIを用いた魚タンパク質機能性知財の解析および活用」
  植木暢彦氏(鈴廣)
お魚たんぱく健康研究会ではこれまでに500報超の魚タンパク質およびペプチドの健康機能性に関する知財情報を収集してきた。一方で、最近では生成AI技術の進化により、従来のキーワード検索だけでは成し得なかった複数情報源の要約や対話形式による深掘りなど様々な可能性が広がってきている。当日は開発中の知財活用システムのデモを実施し、会場からプロンプトも募集する。また、アウトプットの形の一つとしてAIで作成した動画の可能性についても紹介する。
◆15:35~15:50 実演〜研究会案内

空席あり

受講料(事前):0円

受講料(当日):0円

スピーカー詳細

山田 秀和 氏

近畿大学医学部 客員教授 近畿大学アンチエイジングセンター 創設者

近畿大学アンチエイジングセンター 創設者。医学博士。 近畿大学医学部奈良病院皮膚科 教授、大阪公立大学 皮膚科 客員教授、大阪大学大学院医学研究科 遺伝子幹細胞再生治療学 招聘教授を歴任。日本抗加齢医学会 前理事長。 longevity 科学を中心に 抗加齢医学の開拓者としてアンチエイジングの臨床・研究に長年従事。健康資産、フローリッシング、「Wellbeing」や「Longevity」をテーマとした次世代の健康長寿社会実現に向け、XPRIZEなど最先端の抗老化プロジェクトにも参加中。

西尾 美和子 氏

東京科学大学 大学院医歯学総合研究科 血液・生体システム解析学 准教授

1981年生まれ。2010年に東京医科歯科大学(現 東京科学大学)で博士号を取得。ドイツ・ギーセン大学への研究留学を経て、(国研)国立国際医療研究センター研究所(現 国立国際医療センター)にて、ヒトES/iPS細胞から褐色脂肪細胞や血管内皮細胞等を作製する分化誘導技術の開発に従事。2019年より東京医科歯科大学(東京科学大学)准教授。大学で研究・教育に取り組みながら、二児の母として子育てにも奮闘中。

植木 暢彦 氏

(株)鈴廣蒲鉾本店 魚肉たんぱく研究所 所長 お魚たんぱく健康研究会 事務局

1977年熊本生まれ。宮崎大学、東京大学大学院、三菱化学生命科学研究所で塩漬魚肉貯蔵中の脂質過酸化抑制、マグロの変色メカニズム解明、ペプチドのシグナル伝達経路解明など基礎研究の経験を積んだ後、鈴廣かまぼこ魚肉たんぱく研究所へ研究の場を移し、2013年より所長を務める。 主な研究テーマは伝統的職人技の優位性解明、魚タンパク質・ペプチドの健康機能性、低・未利用資源からの新素材開発。 休日は野球、フットサル、空手、マラソンを楽しみ、魚タンパク質の効果を日々実感している。

渡部 終五 氏

北里大学 客員教授、日本水産学会 元会長

鈴木 博晶 氏

お魚たんぱく健康研究会 事務局長